こんにちは
横浜市青葉区のながよし整骨院です。
いきなりですが
五十肩に関してこんなことでお悩みではないですか?
病院に行ったけど、ハッキリした原因がわからない
リハビリに通ったり、薬を飲んでも改善しない
「五十肩って、結局何が原因なの?」
実はいまだに詳しく解説されることの少ない五十肩
当院は整骨院ですが、だからこそ
◇病院に行っても原因がわからない
◇レントゲン写真など画像検査をしても異常がない
◇リハビリやお薬でも効果が実感できない
そのような五十肩の患者さんに対して
病院とはまた違った観点から症状の原因について
研究を重ねてきました。
今回は、そんな多くの方がお困りの五十肩の
原因と対処法について詳しくお話をしていきます。
著者:ながよし整骨院 永吉
参考:五十肩(肩関節周囲炎)
そもそも四十肩・五十肩とは何か?
原因や対処法の前に、そもそも五十肩とは何なのか?
五十肩の病態についてお話をしていきます。
症状
まず、四十肩・五十肩の症状ですが、様々な症状が挙げられます。
◇原因不明で肩に激痛が走る
◇服を着ようとすると肩が痛い
◇寝返りで肩が痛くて起きてしまう
◇両腕を上げると片方だけ上がりきらない
◇腕を真横から上に上げられない
上記が五十肩でよくある症状となっています。
五十肩という正式な疾患名はない
四十肩・五十肩というと聞きなじみのある症名かと思いますが
実は医学的には「五十肩」をいった疾患名は正確ではありません。
専門的には「肩関節周囲炎」などという名称で呼ばれることが多くあります。
実は、この肩関節周囲炎が
40代で起きている ⇒ 四十肩
50代で起きている ⇒ 五十肩
と呼ばれているに過ぎないのです。
肩関節周囲炎は、40代~50代にかけて好発するとされています。
そのため、四十肩、五十肩という名称で呼ばれることが多いのです。
肩関節周囲炎とは?
肩関節周囲炎とは何なのか?
余り聞きなじみのないという方もいらっしゃるかと思います。
肩関節周囲炎とは読んで字のごとく
ー肩関節 ⇒ 肩の関節
ー周囲 ⇒ 関節の周り、周囲
ー炎 ⇒ 炎症を起こしている
というもので、まとめると
『肩関節の周辺で何かしらの炎症が起きている』
という症状全般のことになります。
つまり、肩関節周囲炎という名前自体には
何が原因で、どのような状態になるなど詳細な分類はなく
原因や細かい分類はなくとも
肩の周りで何かしらの炎症症状や痛みがみられると
肩関節周囲炎と診断されることが多くあります。
病院ではこう判断される
これは以前、整形外科で勤務していた時代からの経験反側ですが
肩が痛い、上がらないと訴えてきた患者さんには
レントゲンによる画像の検査を実施し
骨に異常がなければ「肩関節周囲炎」と判断されることが多くありました。
つまり
40代~50代で肩に異常を訴え
検査をしても画像上は以上が見当たらない
このような状態を「四十肩・五十肩」と考えられています。
五十肩は細かく分類される
多くの方は、病院で五十肩と診断されたり
または今の症状をネットで検索するなどして
ご自身で「五十肩」と決めつけてしまっている方が多いと思われます。
しかし、五十肩という正式な症名はありません。
また、上記でご紹介した「肩関節周囲炎」というのもあいまいな表現のため
治療をすすめていくのには不十分な病名であると考えられます。
五十肩は実は細かく分類することが可能で
画像検査とその他の所見を組み合わせることで
20種類以上に分類されるといわれています。
参考:拘縮肩と凍結肩の定義
五十肩の原因は何か?
五十肩が様々な症状の総称であるというコトはここまでの内容で
ご理解いただけたかと思います。
ココからは五十肩の症状別に、その原因についてまとめていきます。
腕を上げると痛い
腕を上げると肩が痛い、腕が痛いなどの症状は
五十肩において非常に多く見かける症状の一つです。
原因として考えられるのは以下になります。
①筋肉の緊張による痛み
腕を挙げようとする際に、筋肉が緊張して動きを制限してしまいます。
肩周りの筋肉は数も多く細かいため、緊張などによりバランスが崩れることで
肩の動きが著しく制限されることがあります。
②神経による痛み
腕を上げる際に肩周りを走行する神経が筋肉によって圧迫され
その結果腕を上げる動作とともに痛みが出てしまう事があります。
特に腕を上げる際は脇の筋肉が伸ばされるのですが
この際、脇を走行している「腋窩神経」などの圧迫が起きやすいとされています。
③炎症による痛み
筋肉の炎症や、周囲の組織の炎症によって
腕を上げる際に痛みが走ってしまう状態です。
腕が上がらない
腕が上がらないというのも五十肩においては多くの方がなた鳴れている症状ではないでしょうか?
腕が上がらない原因として考えられるのは以下の原因があります。
①筋肉の緊張による動きの制限
腕を上げる際に筋肉が緊張することで
直接腕の動きが制限されているものです。
挙げようと思っても腕が上がらない、痛みは強くない
などの特徴があります。
②痛みによる動きの制限
痛みが強くて腕の動きを自ら制限してしまうものです。
特に炎症が起きている際に良くみられる症状ですが
痛みによる防御反応で腕が上がらなくなります。
痛みがなくなることで早期に腕が上がるようになるのも特徴です。
③骨の衝突による制限
腕を上げる際、肩甲骨と上腕骨がぶつかることによって
物理的に腕が上がらなくなってしまうというものです。
これは肩周りの筋肉や関節の組織が緊張することで引き起こされます。
この状態を放置すると、痛みが強くなってくることもあるので
注意が必要です。
夜痛くて起きてしまう
夜の痛みを「夜間痛」と言います。
この夜間痛は、肩の可動域が制限されることと
炎症が肩をはじめ広い範囲に渡り広まっていることから
夜間に肩周りの筋肉や関節周りに水分が貯留して発症すると
当院では考えています。
可動域が改善することで、夜間痛は早期に改善することが多いです。
また、炎症が強い時期や年齢が若いほど起きやすい
糖尿病などの影響で免疫などに問題のある方が発症しやすい
とも言われています。
腕が動かないと思ったら・・・
まずおこなってはいけない行為として
無理に腕を上げようとする
これは行わないようにしましょう。
かえって肩周りの組織を傷つけてしまい
回復が遅くなるばかりか
かえって症状が悪化してしまう事もあるからです。
まず行うべきは
・自分がどこまで腕が上がるのか?
・腕を上げる以外にどのような動作が硬くなってるか?
⇒腕を左右にひねる、前後に上げる など
・そのうえであまりに可動域制限や痛みが強い場合は
無理をせずに専門の機関に相談することをおススメします。
当院で多いのが
「YouTubeをみて体操をしていたらかえって痛くなった」
「無理に上げていたらだんだん痛みが強くなった」
というものです。
五十肩は自分で判断すると、かえって時間がかかることが多くあるのです。
四十肩・五十肩でお困りなら当院にご相談ください!
横浜市青葉区のながよし整骨院では、五十肩の専門治療院として
五十肩の整体に対して、多くの実績があります。
もし五十肩でお困りなら一度当院にご相談ください。
ご連絡をお待ちしております。