記事制作者:ながよし整骨院 代表 永吉健志郎
横浜市青葉区のながよし整骨院です。
今回は肩こりに対する整体の事例をお話していきます。
肩こりはデスクワークをする方や、同じ姿勢でいることが多い方など、多くの方が悩まれる症状の一つです。
当院ではマッサージですぐに戻ってしまう肩こりや、整形外科でも原因のわからなかっただるさなどのご相談を頂くことが多くあります。
実際の臨床での整体の事例をご紹介してきます。
慢性的に肩と首の重さが抜けない
40代女性
仕事で立ったまま下を向いているような姿勢が多く、何年も前から慢性的に肩が凝るとのこと。
整形外科に行った際に「ストレートネック」と診断を受け、あきらめていたものの
今回コリがひどく、何とか今の症状を改善したいと考え地域を検索し、当院に来院されたという経緯がありました。
マッサージや整体、整骨院など一通り試したものの、なかなか改善には至らずどうしていいかわからなくなってしまっていたところ、当院の整体を試してみようと思って頂いたそうです。
肩こりとは?
日本整形外科学会によると、肩こりとは
首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて張った、凝った、痛いなどの感じがし、頭痛や吐き気を伴うことがあります。
肩こりに関係する筋肉はいろいろありますが、首の後ろから肩、背中にかけて張っている僧帽筋という幅広い筋肉がその中心になります。
と記載されています。
多くの場合は整形外科でレントゲンなどを撮っても明確な原因は分からず、姿勢や運動不足が原因として指導されることがほとんどです。しかし、お薬やシップなどでも一時的な緩解にしかならず根本的に改善するにはどうしたらいいのか、悩んでいる方が多いのもこの症状です。
肩こりの症状の観察
お話を伺うと
・立ち仕事で下を向く姿勢が多く、だんだん肩が張ってくる
・ひどい時は頭痛もするくらいになることがある
・視力はそれほど良くないので、目の疲れも強く感じる
・睡眠が浅く、歯ぎしりなどもある
とのことでした。
実際にお身体を触っての観察
実際に肩こりの症状を触って観察すると、肩の僧帽筋の所だけでなく首全体の緊張やアゴの筋肉まで緊張が見られました。
また、当院で肩こりの際に注目するのが「顔や頭の筋肉の硬さ」になります。
この方も方は勿論、首、頭までかなり緊張が強く出ていました。
診察のポイント
今回の診察のポイントは
・ストレートネックがある
・目の疲れがある
・睡眠の質が悪い、食いしばり
・マッサージをしてもすぐに戻る、もしくはほぐれない
といったところになります。
症状としては、筋肉が凝っているのに加え、筋肉の力みが抜けない(過緊張)状態になっていることが問題としてあげられます。
食いしばりがあることから、常に力が入り続けている状態のため、ほぐしてもすぐに凝る、もしくはマッサージをしても筋肉がほぐれにくい状況になっていることが考えられます。
また、立ち姿勢で下を向く姿勢は首だけでなく背中の筋肉の緊張を高め、より肩こりに悪影響を及ぼすことが考えられます。運動不足や筋力不足でより筋肉に負担がかかるためです。
肩の重さの原因は何か?
今回の大きな問題は体の緊張と姿勢位にあると判断しました。
中でも体の緊張の大きな原因となっているのは「自律神経」が関連している可能性が高いです。
自律神経の問題が起きると、睡眠や歯ぎしり、眼精疲労など様々な症状との関連があることからも、今回は自律神経に関する指導をしながら施術をすすめていきました。
治療と経過
肩だけでなく、頭から顔、首筋など神経に関連する部分を緩めていきながら、まずは体の緊張を抜いていく事で、この方はスムーズに筋肉がほぐれるようになり、施術後は
「これまで感じたことがないくらい緩んだ」
と喜んでおられました。
実際に頭の張りやむくみもかなり強く、締め付けられているような状態でした。
また、生活指導やサプリメントなどの提案で睡眠の質も改善し、肩こりの張り返しもなくなってきたため、症状が出ることも少なくなり、今ではメンテナンス程度の通院をしていただいている状態です。
横浜市青葉区で肩こりの整体なら当院にご相談ください!
横浜市青葉区で慢性的な肩こりでお悩みなら、是非当院の整体をお試しください。
これまでも、どこに行っても良くならなかった症状に対し手のご相談を頂き、解決してきました。
肩こりで長年悩んでいる場合や、マッサージをしてもすぐに戻ってしまうという方はお気軽にごそうだんください。